はじめに 株を買う時どこを見る?
今回は株を始めて半年未満の私が、配当利回りやPER・PBRなど、私が株を購入する前に確認している指標と、その判断基準を紹介する。
2026年5月から細々と国内株式投資を始めた。
当初は有名な銘柄や定番と呼ばれる銘柄を買っていたのだが、少しずつ取引を重ねていくうちに、特に注目すべき数字が何となく見えてきた。
前提として、私の株の方針は「高配当株の長期投資」であるとお伝えしておく。
①配当利回り|少額でも配当収入が欲しい
配当利回りの高さを最も重視している。利回りについてはYahoo!ファイナンスで調べる。
日本で株を始める人には、桐谷広人さんのように「『株主優待』で暮らしたい!」という人もいるだろう。私も同じ気持ちがあったが、優待が魅力的な株は人気が高く、資金が必要になる場合が多い。資金が100万円未満の今の私には現実的ではないと判断した。
それでも「株主優待をもらいたい!」という憧れはあったので、100株保有で優待を受けられる銘柄のうち、比較的少額から購入できるソフトバンクやクリエイト・レストランツ・ホールディングスなどを保有している。
配当利回り4%以上(株主優待を含めない)
ただし、配当利回りが高ければ必ずお得というわけではない。株価の下落によって利回りが高くなっている場合もあるため、企業の業績や配当の継続性も確認している。
↓ ↓ 保有銘柄は以前記事にしている。
②企業の安定性|長く持てる企業か
長期投資が基本なのでこれもしっかりと見ている。高配当株の中には経営が厳しく、減配したり、最悪の場合は倒産したりしかねない企業もある。そんな地雷株を避けるためにも経営の安定性は調べた方がいいだろう。
企業の安定性についてはIRバンクで調べている。
特に営業利益率や自己資本比率は必ず確認している。他にもチェック項目があるが、しっかり売上を上げ、黒字経営をしているか確認する。
私は高配当株投資を始める際、両学長の高配当株の選び方の動画が大変参考になった。
営業利益率は最低5%以上
自己資本比率は40%以上が理想
なお、これらは一般的な事業会社を想定した目安であり、業種によって適切な指標や水準は異なる。金融業などは、業種に応じた指標も確認したい。
③割安感|良い会社でも高値では買いたくない
資金が少ないからこそ、より良い株をより安く買いたい。配当利回りの高い株を安く買うことを理想にしている。これはPERとPBRを確認している。
PERは株価収益率、PBRは株価純資産倍率のこと。PERは利益、PBRは純資産を基準に、株価の水準を判断するための指標だ。

なお、PERやPBRが低ければ必ず割安というわけではない。業種や企業の業績、成長性などによって適切な水準は異なるため、ほかの指標と合わせて判断することが大切だ。
PER:15倍以下
PBR:1.5倍以下(1倍未満も注目)
④業界の分散|同じ業界の株ばかり買わない
リスクを分散するために、業種の分散も少し意識している。特に金利の変動は、業種や企業によって影響が異なる。金利上昇が業績にプラスに働く企業もあれば、マイナスに働く企業もあるため、それぞれの特徴を意識して銘柄を選んでいる。
現に私はJ-REITを保有しており、この記事を書いている時点では含み損になっている。一方で、金融株など別の業種の銘柄は含み益になっており、ポートフォリオ全体では含み益を維持している。こうした経験からも、特定の業種に偏らず、異なる特徴を持つ銘柄を組み合わせることを意識している。
また、円安・円高によっても企業業績への影響は異なる。輸出企業と輸入企業では為替変動が業績に与える影響が異なるため、こうした点も考えられると良い。
業界を分散する
金利変動や為替の影響を意識する
⑤増配力|将来の配当も考える
高配当株×長期投資ならばこれも確認するべきだ。これは②の企業の安定性と重なる。安定性を踏まえ、過去の配当の実績と配当性向をIRバンクで調べる。
YouTubeやTwitterなどのSNS、インターネット上で連続増配の企業は頻繁に取り上げられている。気になる企業はIRバンクで調べている。連続増配の実績がある企業は、株主還元を重視している可能性がある。ただし、過去に増配を続けていても、将来の減配を防げるわけではない。
そこで、配当性向も一緒に見ておく必要がある。連続増配の実績があっても、業績に見合わない無理な配当は長く続かない。安定性、過去の増配実績と配当性向を確認し、今後の配当がどうなるのかを考える。
連続増配の実績がある
配当性向50%未満が理想
自分なりの基準を持とう
今回は私が国内株を購入する時に意識しているポイントを紹介した。
- 配当利回り4%以上
- 営業利益率5%以上
- 自己資本比率40%以上を目安にする
- PER15倍以下
- PBR1.5倍以下
- ポートフォリオと相性がいいか(業界は重ならないか、金利影響)
- 増配の実績がある
- 配当性向50%未満を目安にする
これらの項目を確認している。
これらはあくまで私の判断基準なので、株をこれから始めたい方や高配当株で資産運用したい方は一例として参考にしてほしい。
私は資産運用を始めてから、思ったよりも値上がりしたり、逆に値下がりしたり、予想外のことがたくさん起こっている。
株の値動きや今後の情勢の予測は難しいので、しっかりとした自分の基準を持って購入をすることが大切だと考える。
自身のリスク許容度や目標に沿った投資スタイルを模索していこう。



