地方から上京して驚いたこと6選

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今回は私が大学進学に合わせて上京して驚いたこと6選を紹介する。

首都圏在住の方はそんなこともあるんだ、と面白がって読んでくれると嬉しい。田舎民は共感してほしい。

①皆生き急いでいる

これは東京に上陸してすぐに思った。地元にはあんなに急ぎ足で歩いている人がいなかった。

というか誰も外を歩いていない。

これは言い過ぎだが、歩行者の数は本当に少ない。田舎の移動手段は基本的に車だからだ。

歩いても近くにあるのはコイン精米機、神社、バス停くらいなので車でもっと遠くへの移動が必須になる。

私の家は最寄りのコンビニが徒歩40分程だった。これでもまだ地元は栄えている方だ。

バス停があるじゃないか、と思った方がいるかもしれないが、バスは基本1時間に1本だ。

通学時間が重なる時は2本になることもあるが、1時間に1本、終バスは21時5分だった。何もできない。

電車やバスの公共交通機関で移動する訳では無いので時間に間に合わせるために早歩きをする人はいない。

“人の群れを縫って歩く”という言葉の意味を、東京駅を歩いて初めて理解した。

②チャリばっかり

これも結構驚いた。田舎にももちろん自転車に乗っている人はいるが、かなり少数派だ。

体感で野良猫くらいしかいない。

これもメインの移動手段が車であることが関係している。

自転車のニーズは自動車免許がない中高生こそ高いが、それ以上の年代は基本免許を取得するのでわざわざ子供に買い与える家庭が少ない。

私の高校の通学路は片道4キロで徒歩40分程かかっていた。運良くバスに乗れると2キロちょいだ。

今考えると絶対に自転車通学が良かったが、自転車に乗って学校へ行くという文化が一般的でなかった。

チャリ通は確か学年250人に10人いるかいないかだった。

更に、女子はスカートだから自転車に乗らない、という空気があったので、チャリ通の女子はうちの高校にはいなかった。

そんな感じだったので、幼少期から疑問に思っていた事がある。

クレヨンしんちゃんのみさえはなぜ毎朝自転車でしんのすけを送るのか。

ひろしが電車通勤で緑の自家用車があるのだから

ドライブスルー形式でしんのすけを幼稚園に置いて行けば良いではないか。

こればっかりは十数年間謎なので答えがある方は是非教えていただきたい。

③コンビニにトイレがない

これは結構困った。

コンビニなのにトイレないの?コンビニエンスじゃないじゃん! と思った。

終電間際の渋谷を見てそれとなく理由がわかった。

とはいえ、いざという時どうするのか。

と友人に聞くと、駅かパチンコ屋のトイレに行くと言った。

都会のトイレ事情は大変だな、

イメージに似合わずホテルのトイレくらい綺麗で清潔感があって驚いた。(男子トイレは知らない)

パチンコ屋にトイレを借りるという発想がなかったのでどんなものかと行ってみたら、

トイレの女神様理論でパチンカス達が必死に磨いているのだろうか。幸あれ。

④小学生が電車に乗っている

地元じゃ有り得なかった。

都会じゃ電車に乗ることの心理的ハードルが低いらしい。

田舎じゃわざわざ電車に乗ることがないので、最近では大人より子供の方が乗り方には詳しい可能性がある。

私が人生で初めて電車に乗ったのは中学2年生頃だったろうか、2つ先の駅まで友人と遊びに行った。

行先はイオンとカラオケまねきねこ

確か交通費は片道420円。往復840円。

上京したての頃はこちらの電車賃にカルチャーショックを受けた。

⑤バスの乗車位置が違う

地元ではバスは後ろ乗車し、券を取って座る。

目的地に着いたら運転席横の機械に券と共にお金を入れて下車する。

料金は前払い、前から乗車、後ろから下車スタイルは初めて目にした。

移動手段事情は本当にネタに尽きない。

皆さんは”バスカード”をご存知だろうか?

磁気式のペラペラのカードで、見た目、素材はほぼテレホンカードだ。

3000円分、5000円分などと種類があり、その金額分バスに乗れる。

私は祖父から定期代代わりに貰っていた。

この記事を書いていてふと記憶が蘇った。暫くバスカードを見ていない。もう無くなってしまったのだろうか。

都会でバスカードを使ったことがある人はいるだろうか。

⑥おばあちゃんがおしゃれ

これも実は結構驚いた。

田舎のおばあちゃんはみんなイエベ秋だ。ブルベ冬のコーデをしたおばあちゃんは見ない。

服は茶色、ベージュ、カーキ、白などくすみ系が多い。スモックなんかを着ている。

一方都会のおばあちゃんは

カラフルな柄のシャツやハンチングやスカーフ、鮮やかな青色のバッグ

とにかく色彩に溢れ、どこかスタイリッシュなのだ。

私の父方の祖母はよく青や紫の鮮やかなカットソーを着ていた。

上京して、そんなおばあちゃんが少し誇らしくなった。

母方の祖母は典型的な田舎のおばあちゃんの格好である。スモックを着、たまに首周りにタオルを巻いている。

介護をし、料理をし、家庭菜園をし、孫の送迎までする。田舎のバリキャリなのだ。

ちなみに2人とも煮物が美味い。

2人とも大好きだ。元気かな。

今、移動時間にこの記事を書いているが、

今目の前に黒ジャケット、柄のシャツ、黒のロングスカートで金のピアスをしたのおばあちゃんが佇んでいる。

こっちにはスモックを着ているおばあちゃんは存在しないのだろうか。

都会のおばあちゃんはおしゃれなのだが、

たまにスモックの生地と煮物の匂いが恋しくなる。

終わりに

以上が上京して驚いたこと6選だ。

上京して4年。

最初は「なんだこの街……」と思っていたことも、今ではすっかり見慣れてしまった。

人の群れをぬって歩き、チャリに轢かれそうになり、コンビニでトイレを探し、小学生と同じ電車に乗る。

気づけば私も、東京のスピードに少しずつ染まっているような気もする。

……いや、やっぱり皆ちょっと生き急ぎすぎだと思う。

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