「トイ・ストーリー5」感想|これぞトイ・ストーリーだ、、

※このレビューは後半からネタバレを含みます。未鑑賞の方は「ネタバレあり感想」より上までお読みください。

バズとジェシーが好きなら絶対観ろ!2好きにも刺さる

「トイ・ストーリー4」を観て、寂しい気持ちになってしまった、納得がいかなかったそこのあなた。

私達のトイ・ストーリーは失われていなかったぞ。

トイ・ストーリーが大好き!でも4はあんまり、、、

って方にもおすすめしたい。

私は本作を観て

トイ・ストーリーが帰ってきた、、、泣

と思った。

誰かに何かが起きる。

それをおもちゃたちが心配する。

そして「助けなきゃ」と動き出す。

そこから思いもよらない出来事が起こって、みんなで力を合わせて乗り越えていく。

この一連の流れが、私の知っているトイ・ストーリーだった。

特に『トイ・ストーリー2』が好きな人、バズやジェシーが好きな人にはぜひ観てほしい。

そして何より、「トイ・ストーリーが大好き!」という人には、一度観てほしい作品だった。

『トイ・ストーリー5』日本語版予告

「トイ・ストーリー5」は4を観ていなくても楽しめる?

結論 楽しめる!

私は4を視聴済み2、未視聴2の4人で観たが、未視聴組も満足していた。

もちろん、4を知っているとより楽しめる部分も存在するが、今作を観るなら4の内容はさほど知らなくてもいい。

どちらかと言えばそれよりも過去作のオマージュ、関連ネタが目立った印象だ。

個人的には「トイ・ストーリー1,2」は視聴しておくことを強く強くおすすめする。

「トイ・ストーリー5」はこんな人におすすめ!

トイ・ストーリーシリーズが大好きな人

過去作のオマージュや定番の流れがてんこ盛り!懐かしさに浸りたい人へ

バズ・ライトイヤーは永遠のヒーロー!な人

バズが最高にかっこいい!スペースレンジャーなバズが見たい人へ

かっこいいジェシーが見たい人

主人公はジェシー!ブルズアイと一緒に野を駆ける!勇敢なジェシーが好きな人へ

バズ、ジェシーのコンビが好きな人

ジェシーとバズのやり取りが沢山!長年一緒にいる2人の絆を見たい人へ

「トイ・ストーリー2」が特に好きな人

トイ・ストーリー2を連想させるあんな場面やこんな場面が、、懐かしの冒険を思い出したい人へ

過去シリーズのオマージュを探すのが好きな人

シリーズの醍醐味!これ、あの時の! 観る度に新たな発見をしたい人へ

特にこれらの人は是非視聴してほしい。

「トイ・ストーリー5」を観た率直な感想【ネタバレなし】

少し触れたが、「トイ・ストーリー5」を観た時、久しぶりに”トイ・ストーリーを観ている”という感覚になった。

正直この感覚は4の時にはあまりなかった。

今作は、

「友情」の「トイ・ストーリー」帰ってきたのだ。

シリーズ最大のテーマである「友情」を今作はしっかりと大切に置いて描いてくれた。

ありがとう監督。あんたは俺の相棒だぜぇ〜

そして本作、最も満足するのはトイ・ストーリー2が好きな人達だと思う。

「トイ・ストーリー2」といえば、

ライトイヤーしてるバズかっけえ!

ジェシー、ブルズアイ初登場!かわいい!

おもちゃ同士の友情最高!

( ・⊝・ )♪俺がつい〜てるぜ〜

な話なのだ。

「トイ・ストーリー5」はそんな2の良さを踏まえつつ、相互に魅力を引き出してくれる。

おもちゃ達の永遠の悩み「子供達が大人になってしまう」こと。

「トイ・ストーリー2」では、ウッディがこの悩みへの自分なりの答えを見つける。

今作、「トイ・ストーリー5」は、ジェシーが主人公だ。

ジェシーは、ボニーの家にやってきたタブレット「リリーパッド」との出会いをきっかけに「子供のおもちゃ離れ」と向き合うことになる。

ネタバレになるので控えるが、ジェシーのキャラクターにとても深みが出る作品だと思う。

2026年になってまだこんなにかっこいいカウガールジェシーとブルズアイが観られるなんて思いもしなかった。

そして、ジェシー、ブルズアイだけではない。ウッディとバズのやり取りや、最高にライトイヤーしているバズも観ることができて大変満足感があった。

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⚠️ここから先はネタバレあり⚠️

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ここから先は『トイ・ストーリー5』のストーリーやキャラクターについて詳しく触れる。まだ観ていない方はここでストップ!

「トイ・ストーリー5」ネタバレあり感想・考察

ここからはネタバレありまくりの感想と考察を、項目ごとに自由に述べていく。

ジェシーとエミリー

ジェシーの最初の持ち主、エミリーの顔が出たのは今作初だった。

冒頭この時点で2信者の私は涙目になったのだが、特に涙腺崩壊したのはタイムカプセルのシーンだろう。

かつてエミリーと過ごした木の下のタイムカプセルには大人になったエミリーと娘が写っている。

写真の裏には、、結婚したエミリーは娘に「ジェシー」と名付けていたのだ。

エミリーにとってジェシーは不要になった存在ではなく、かつて大切な時間を共有したかけがえのない相棒だった。

これは「トイ・ストーリー2」で示された、”持ち主に捨てられた可哀想なカウガール人形”というジェシーの設定を根底から覆す新事実だ。

良かったね、ジェシー、、、涙

2026年、バズ・ライトイヤーは無限の彼方へ

最っ高にテンションが上がったシーンである。

なんて言ったって最新型のバズ・ライトイヤーは空を飛べるのだ。あのバズがドローンのように飛ぶんだ。信じられるか!?

スペースレンジャーのバズ・ライトイヤーを軍曹のごとく軍団で出すなんてかっこいいに決まっている。

バズが指揮官になっていたのも最高だ。

そして軍団バズが全員飛ぶなんてイカレている。

“最新型のバズは飛べる”これだけでも元を取ったと思った。

ジェシー主人公現代版トイ・ストーリー

個人的には今作は、”現代版トイ・ストーリー2″として描きたかったのではないかと思う。

2で主に描かれるのは、「子供のおもちゃ離れ」と「おもちゃ同士の絆」である。

2の中で私の大好きな台詞がある。

「それに、その時が来ても、俺のそばには相棒のバズがいる。無限の彼方へ共に行こう。」

アンディはいずれ大人になる。それでも、危険を顧みずに自分を助けに来てくれたバズ。この友情があればきっと大丈夫だ。

という結論で2の物語はエンディングを迎える。

そして、3ではおもちゃの仲間達を案じ、屋根裏部屋ではなく、ボニーの元へ行くように仕向ける。

4になると、ウッディは子供の元にいることではなく、自由とボー・ピープとの生活を選び、バズ達に別れを告げる。

トイ・ストーリー1~3はそれぞれ、

1.バズとの友情が芽ばえる

2.友情によって、再び持ち主の元へ 相棒がいればきっと大丈夫

3.持ち主の元を離れ、たった1人で仲間を助けに行く

最後にはアンディと離れ、バズ他仲間達と共に生きる

という、持ち主最優先だったウッディが他のおもちゃ達との友情を培ってきたストーリーなのである。

4は単体で見れば良作だが、トイ・ストーリーシリーズのメッセージ性から外れてしまった作品だった。

私がバズとウッディの別れのシーンをどんな気持ちで見ていたか想像できるだろうか。

大好きなトイ・ストーリー2のエンディングの台詞は何だったのか。

3でアンディの車を寂しげに見送るウッディと励ますように肩を叩くバズのシーンは何だったのか。

特に、ウッディがアンディやバズよりも野良おもちゃ生活とボー・ピープを選ぶ という心情の変化がこれまでのシリーズで描写されなかったため納得がいかなかった。

せめてボー・ピープを過去作でもっと深堀してからにしてくれよ、4で後付け感があるんだよ、、

5は4の不満を解消してくれるトイ・ストーリーらしい作品だった。

ウッディは変わらず戻って来ない。

4は日本では少し不評だったが、海外では普通に評価されているらしい。4を踏んだ上で最も良い続編の形として、

ジェシーを主人公にする という決断になったのだろう。

ウッディがいない寂しさはもちろんあるが、今作はThe トイ・ストーリーだった。

主人公や環境変化→心配するおもちゃ達→行動→迷子→助け出す、家に戻るための冒険へ!

そして最終的には家に戻り、持ち主と他のおもちゃ達との絆、友情を実感する。

私の中でのトイ・ストーリーはこれだ。どの作品もほぼこれを通っている。

トイ・ストーリーはオズの魔法使いのような所がある。

2でウッディは子供が大人になることを恐れ、アンディの元を離れようとするも、バズや他のおもちゃ達に助けられ、アンディの元へ帰る。

5のジェシーもリリーパッドを期にエミリーの件を思い出し、自信を喪失、行方知れずになる。

しかし、エミリーに大切にされていたことを知り、”必要とされた時にそばにいる”というおもちゃの在り方を見い出し、ボニーの元へ帰る。

現代版トイ・ストーリー2と呼んだのはこういうところだ。

やっぱりお家がいちばん。なのだ。

現代的な要素

今作では「リリー・パッド」他デバイス搭載のおもちゃたちが登場する。

おもちゃで遊ぶ子供達はかなり少数派であるという事実。

おもちゃで遊んでいると子供、というイメージ。

現代の私達にはあるあるだと思う。

私もボニーくらいの年だと3DSをしていた。

現代でトイ・ストーリーを作ったらこうなる という作品だった。

「トイ・ストーリー5」過去作オマージュ・関連ネタまとめ

本作は過去作のオマージュがふんだんに使われていて、トイ・ストーリーマニアのための作品だった。

3,4はオマージュと言うよりも継続している要素になるが、

確認できたものを随時追加していく。

「トイ・ストーリー1」オマージュ

・ウッディとバズが車を追いかける

・「落ちているだけだ、かっこつけてな」のオマージュ

「トイ・ストーリー2」オマージュ

・バズ・ライトイヤー軍団

・バズのパパはザーグ のネタバレ「嘘だ〜」

・

「トイ・ストーリー3」関連

・「私もリリー・パッド欲しい!」トリクシー

・ハムの「先取った!」ネタ

・ロッツォが今もゴミ収集車にいる

・

「トイ・ストーリー4」関連

・配送サービスShip It 登場

・フォーキーの危険知らずの好奇心

・ウッディ、ボーのおもちゃを届ける活動

・

まとめ|私の「トイ・ストーリー」は失われていなかった

「トイ・ストーリー5」はかなり楽しめた。

ストーリー通して

うんうん。これがトイ・ストーリーだよ!

という納得感があった。

環境や持ち主の変化へのおもちゃ達それぞれの不安と

それぞれの乗り越え方。

行動力のあるおもちゃと臆病なおもちゃ。

そして始まるドタバタした冒険、新たな出会い。

トイ・ストーリーファンは誰しも、これらにワクワクしてきたのだ。

特に、初期のトイ・ストーリー1,2が好きな人は是非観てほしい。ふんだんなオマージュで当時の懐かしさに浸ることができるだろう。

今作は

歴戦のおもちゃ達 VS おもちゃ離れするZ世代の子供達

という構図で現代風刺的なのもおもしろい。

ここで、昔は良かった。と嘆くのもいいが、自分なりの答えを見つけようとするのがウッディやジェシーといったおもちゃ達なのだ。

私はやっぱりトイ・ストーリーが大好きだ。

時が流れても、変わらないもの…

それは

是非、トイ・ストーリー5を観てご自身で見つけてほしい。

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